研究室での生活

研究に主体的に取り組む中で、必要な知識・経験が蓄積されていくことが期待されるため(On-the-Research-Training)、各自が個別のテーマに取り組んでいます。指導教員との綿密な相談の元、自身で計画・作業仮説を立てて実験・解析を遂行し、その成果を論文という形にまとめることを行っています。もちろん、その過程で、学生同士の活発な議論が行われていることは言うまでもありません。多国籍な研究室なので、英語を使う機会が強制的に増えます。英語を学ぶのではなく、英語で学ぶことが自然に実践できる環境です。主な取組は以下の通りです。


モーニングセミナー(毎朝 8:10~8:45)
英語で文献紹介や研究の進捗報告を行います。だいたい2カ月に一回程度出番が回ってきます。教員、学生からの質問を受けて討論し、アドバイスを引き出します。


マスターゼミ (週2回 17:00~18:30)
修士の学生で英語の文献を輪読し、その和訳や内容紹介を行います。説明を行うことで、自分が理解しているかどうかも見えて来ます。また、自身の研究分野に関連した英語の文献紹介を行います。専門分野の最新の知見を理解するために、英語での調査に慣れる良い機会となります。


学会発表
修士の学生は、年1回以上の発表を目指して準備を進めます。進捗によっては、国際学会で発表する機会もあります。海外で英語のディスカッションができるのは(海外の体験ができること自体も含めて)、非常に良い体験になると思います。


研究論文の執筆
研究は、入力(計画を立てる)-作業(実験・解析)-出力(論文発表)の3段階に分かれます。世の中に公表して初めて研究として完成するのです。自分の研究成果を、学会の論文誌に掲載することで、その成果が公に活用されることになります。自分の成果が(いつかは)世の中の役に立つようにするためにも、積極的な取組が求められています。(自分の名前が専門のデータベースとかに残るのもちょっと嬉しい。知り合いに自慢できるかも?).


留学
希望者は、修士・博士の間に1年程度留学し、海外での研究を行います。アメリカ、カナダ,ヨーロッパ,中国での学術交流協定大学への留学実績があります。英語や現地語の習得、異文化の中でもまれる体験はかけがえのないものになると思います。近年では留学することを希望して本研究室に進学する人も増えています.留学にあたり学生が一番心配するのが就職のことですが,就職先から評価されこそすれ,一年遅れていることがマイナスになることはありません.過去の就職実績からも,企業からは高く評価されているといえます.